【ラズベリーパイを動作させるのに必要な物】
USB出力のある電源(ACアダプタ)
USB - マイクロUSBケーブル(電源用)
HDMIケーブル
SDカード(2GB以上)
USBマウス、USBキーボード
HDMI入力端子を持つディスプレイ
ネットに接続するのであれば、LANケーブル
【Raspbianのセットアップ】
セットアップの際は自宅にあるLinuxマシン(ディストリビューションはUbuntu) を使用した。
Raspberry Pi のダウンロードサイトから Raspbian"wheezy"を選んでダウンロード。
本稿作成時の最新版は "2012-09-18-wheezy-raspbian.zip" となっている。
念のため、正しくダウンロードできたか確認。
$ sha1sum ./2012-09-18-wheezy-raspbian.zip
と実行して、サイトに表示されているSHA-1の値と照合する。
zipファイルを解凍する。
$ unzip ./2012-09-18-wheezy-raspbian.zip
解凍後、 2012-09-18-wheezy-raspbian.img というファイルができる。
LinuxマシンにSDカードを挿入後、
$ df -h
表示されているSDカードデバイスをアンマウント。
$ umount /dev/sdb1 ← デバイス名はマシンによって異なる
イメージファイルをSDカードにコピーする。
$ dd bs=1M if=./2012-09-18-wheezy-raspbian.img of=/dev/sdb
ここまでできれば、あとは Raspberry Pi 本体での作業になる。
【Raspberry Pi の起動】
Raspberry Pi 本体に上で作成したSDカードを挿入し、他の周辺機器類も接続。
最後に電源を投入する。
Raspbianをはじめて起動すると、セットアップユーティリティのような画面が表示される。
このユーティリティに「expand_rootfs」という項目がある。
Raspbianのイメージファイルは2GB用に作られているので、使用しているSDカードが2GBを超える場合はこれを選択する。
rootfsの拡張にはちょっと時間がかかる。
セットアップユーティリティを終了し、プロンプトが表示されたら、ユーザID:pi/パスワード:raspberryを入力する。
ログインできたら、
$ startx
と入力すれば、LXDEのデスクトップ画面が表示される。
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